登場人物
結城夏野 cv.内山昂/高校1年生。両親が別姓のため別に「小出」姓も持っている。両親の都合で都会から引っ越さざるをえなかったため今の環境に不満を感じており、大学受験を成功させることで村を出て行きたいと考えている。
清水 恵 cv.戸松 遥/夏野と同じ高校1年生。ダサい外場村を嫌い、都会にあこがれるオシャレ少女。都会の香りのする夏野に好意をもっており、その気持ちを態度であからさまにしているが、夏野にはその気が全くない。
尾崎敏夫 cv.大川 透/村に唯一ある病院「尾崎医院」の医師。現在は「若先生」と村民に呼ばれているが、先代にあたる亡き父親に対しては、その権威主義的な部分を嫌っており、その反面もあるのか周囲の人間に対して非常にフランク。 静信とは幼なじみの関係である。
室井静信 cv.興津和幸/旦那寺の若住職。存命の父親と区別するため「若御院」と呼ばれている。住職のかたわら小説を執筆、数冊の著書を発表する小説家でもある。現在も新しい小説を執筆中。敏夫とは幼なじみだが、性格はほぼ正反対。
辰巳 cv.高木渉/桐敷家の使用人。人懐こく小心な物腰を見せているが、そこには裏がありそうで…。
桐敷沙子 cv.悠木碧/桐敷家の一人娘で、日中外に出歩くことができない。静信の小説の大ファンで、彼の書いたエッセイをきっかけに外場村に引っ越してきた。
桐敷正志郎 cv.GACKT/桐敷家当主。貴族的な風貌と柔らかな物腰で、村の人々が一目置く存在だが…。
田中かおり cv.長嶋はるか/昭の姉。恵の気持ちを思うなどナイーブな面を持っていて、昭の行動力に押され気味ではあるが一緒に行動している。しかし大事な局面では長女らしい行動力を見せる。
田中 昭 cv.川上慶子/かおりの弟。少年らしいまっすぐな勇気と行動力を持ち、夏野と一緒に村の事件の真相に迫ろうと行動する。
村迫正雄 cv.高橋伸也/米店の息子。年の離れた末っ子のため両親に大事に育てられ、その環境とナルシシズムが妙な具合に混ざり合い、独特な性格で周辺の一部の人間に嫌悪感を催させる。夏野が大嫌い。
武藤 徹 cv.岡本信彦/高校3年生。村の子供たちの兄貴的存在。心根の優しさは、越してきたばかりで人みしりの激しい夏野の気持ちを引き付けるほど。しかしその性格が、後の悲劇を生むことになる。
国広律子 cv.ささきのぞみ/尾崎医院の看護婦。清楚な風貌と優しい性格は誰からも好かれている。敏夫を心配し重篤患者の増加に心を悩ませている。